江戸川乱歩の人間椅子を読んでみて感じたことや感想を紹介!おすすめポイントも

みなさん、こんにちは!

いつも素敵な本との出会いを探しているCHAPIです。

みなさんは江戸川乱歩作の『人間椅子』という小説はご存知でしょうか?

タイトルからすでに異質な雰囲気があるこの作品。

1925年に発表された短編小説なのですが、発表直後から読者に好評で、この作品を掲載していた「苦楽」の読物投票で1位になったと言われている小説なんです。

これをきっかけに本格探偵小説を志向していた江戸川乱歩が執筆の方向性を変えたという、江戸川乱歩を語る上で外せない作品ですね。

この記事では、そんな江戸川乱歩のターニングポイントとなった『人間椅子』を読んでみて感じた感想や、おすすめのポイントなどをご紹介していきます。

どうぞ最後までゆっくりご覧になってくださいね。

人間椅子を読んでみた感想

江戸川乱歩が作者というだけで奇妙奇天烈なのは間違いないのですが、その中でもオチが最高に後味が悪くていつまでも後をひきます。

それでいてしばらくするとまた読みたくなる作品で、人間椅子はもう何度読んだことかわかりません。

本のタイトル通り本人にばれないように椅子の中に身を隠しすわってもらうことに喜びを感じるという、なんて言っていいかわからない全く理解できない設定や、椅子に扮している間の動けない苦痛すらも苦にならずまた椅子になる日々というまたさらによくわからない世界観。

そしてそれを椅子に座っていた本人にどうしてもいいたくなりファンレター(椅子に座っていた人物は作家)をよそおい自分が椅子の中に潜んでいたことを告白してしまう。

もう恐怖。それは恐怖でしかない。

しかしそれで終わらない。

もっともっと怖い結末へとすすんでいく。

ファンレターを読み終わったあとにもう1通手紙が届いた。

「この小説について評価して欲しい。」という内容だった。

この手紙で前の手紙はフィクションだといったわけだが本当にフィクションなんだろうか?

フィクションといってしまったことによってこの椅子は処分をまぬがれるかもしれない。

というかそれを狙ってフィクションだと言ってるのかもしれない。

私はそうとしか思えないから余計怖く感じる。

そしてずっとずっと座ってもらうのでしょうか?

何度読んでもまた読み返したくなる作品だと思いました。

江戸川乱歩のプロフィールや経歴を紹介

江戸川乱歩のプロフィールや経歴について紹介します。

名前 江戸川乱歩
本名 平井太郎
年齢 70歳没
生年月日 1894年10月21日
出身地 三重県
血液型 O型

明治27年に三重県名賀郡名張町で生まれた江戸川乱歩。

本名は平井太郎といい、3歳から現在で言うところの高校を卒業するまでは愛知県名古屋市で暮らしていました。

園井町・葛町・南伊勢町・栄町と名古屋市内で4回の引越し経験があったと言われています。

そんな幼少期〜青年期を転々として過ごした江戸川乱歩は、高校を卒業した後、朝鮮へと渡ります。

しかし、すぐに単身帰国し、早稲田大学予科を経て大学部政治経済学科へと進学します。

大学卒業から作家としてデビューするまではサラリーマンとしての生活を送り、鳥羽や大阪に移り住んでいたそうです。

作家として活動するようになってからは東京へ居を移し、享年70歳までの生涯でなんと46回もの引越しを経験しました。

最後に住んだとされている立教大学の近くにある邸宅は、現在「旧江戸川乱歩邸(大衆文化研究センター)」として、立教大学が管理しています。

江戸川乱歩の貴重な資料や書籍だけではなく、書庫として使われていた土蔵などが保存・公開されています。

江戸川乱歩の代表作品

数々のヒット作を生み出した江戸川乱歩の代表作品をご紹介しますね。

代表作品

  • D坂の殺人事件
  • 怪人二十面相
  • 少年探偵団

人間椅子は怪奇・恐怖系の小説とも言える作品ですが、江戸川乱歩といえば推理小説も見逃せません。

稀代の名探偵・明智小五郎がはじめて登場した『D坂の殺人事件』はファンも多い作品です。

本格派推理小説が好きな人にはぴったりハマる作品がたくさんありますよ。

人間椅子をおすすめしたいのはこんな人

今の若いラノベなどを読んでる人には、ストーリーや構成がぴったりあうと思うのでおすすめです。

特に細かい描写でその場面場面が容易く想像できてしまうところや、その頭の中での想像が実際のストーリーより更にこわいものへとどんどん変化し続けて行く世界観なので、とても面白いと感じると思います。

また、ホラー好きな方もホラーとして成立させるためにはどういうところをピックアップしていったらホラー作品になるんだろうっていうところを考えながら読んでいくとおもしろいかもしれません。

どういったかたちでこの気味悪さ、恐怖、後味の悪さを表現するのだろう。

考えれば考える程はまっていく作品ではないでしょうか。

また、短編小説なので普段あまり読書をしない人でもとっつきやすいと思います。

まとめ

江戸川乱歩の人間椅子の感想やおすすめポイントについてご紹介してきましたが、いかかでしたでしょうか。

昔の小説はあまり手が伸びないという方も多いかもしれませんが、現代でも十分面白く、また独特な世界観に思わず引き込まれてしまいますよ。

今まで気になっていたけどスルーしていたという方はこの機会に一度読んでみていただきたいです。

江戸川乱歩の作品は根強い人気がありますから、きっと1冊読んだらもっと読みたくなると思います。

この記事を通して少しでも江戸川乱歩作品に興味を持っていただけたら嬉しいです。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございます。

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